投資の比較 分散の重要性

よく、投資には比較と分散が必要と言われますが、どの点を比較し、どのように分散するかについてお話してみます。

まず、投資とは資産運用のために資金を投じるものですが、本来であれば運用益を期待するのですが、投資先で運用益が出ないこともあるでしょう。運用益とは主に成長と配当です。成長とは金融商品そのものの価格の伸びで、キャピタルゲインとも言われます。

株式投資で言えば、対象となる銘柄を購入した時よりも現在の価格が上昇していることで、外貨や投資信託でも同様です。金融商品の購入を決める前に証券会社や委託する金融機関などを決めることも大事です。証券会社などで売買を委託する場合、手数料に大きな差が出ることがあります。手数料の差は、コストの大きな差となり利益に影響してきます。ただし、利回りをよくする要素は手数料の低さのみではなく、正しいレクチャーとも言われており、とくに初心者であれば、的確な判断を促し、かつその人に合った金融商品を奨め、多くの情報量を持っていることなどが必要となります。

近年では証券会社の場合、店舗を持つ対面証券会社とインターネット専業のネット証券とでは口座開設数がネット証券が上回っています。企業により特色や手数料が異なりますが、手数料のみではなく取引ツールの充実度も検討しましょう。大切な資金を投じるのですから、1つの分野やセクターではなく複数の方面に分散するのがリスクを回避します。

株には興味があるがFXには興味がないというのであれば、株のみでトライし、1つの銘柄に集中することなく、異なるセクターで銘柄を購入しましょう。一方でリスクが生じても一方でチャンスがあればよいのです。