株価比較 投資の教科書

投資をするにあたっては、何か教科書のようなものがあれば、それと現在の株価を比較することによって、投資判断の助けになるのではないかなどと思われる方も多いかもしれません。それに該当するものとしては、各種金融機関が定期的に行っているセミナーの資料や、定期的に発刊されている季刊誌のようなものをあげることができるかもしれません。そこには、その金融機関が有望と見込んでいる推奨銘柄が紹介されていますし、その目標株価がいくらであるというような情報も掲載されています。ですから、そこに載っている株式銘柄の情報を参考にして、今の株価が割安であると思えれば、「買い」の判断を下すことができますし、今の株価が割高であると思えれば、「売り」の判断を下すことができるということになります。

ただ、このように定期的なセミナーを開催していたり、定期的に季刊誌を発刊しているような大手の金融機関は、大型株しかカバーしていないことが多いと言えます。従って、中・小型株の場合には何と比較をすれば良いのかと言いますと、このようなセミナーにおいて口頭で話されることのある中・小型株の推奨銘柄に関する情報を参考にすることができるかもしれません。

ただ、中・小型株の場合には値動きの変動が激しくてリスクが高いということもあってか、紹介してくれる人も多くないですし、「あくまで投資は自己判断で行ってください」という注意付きでの銘柄紹介となることが多いと言えます。